根拠のない自信で面接の職種がごちゃごちゃに

学生の時、就職活動の時に様々な会社に面接を受けに行っていました。一日に3社以上行く日もあり、話す内容がすこしごちゃごちゃしてしまったのが事の発端です。

その日は午前中2件・夕方2件の面接があり、職種は設計2件と営業と監督でばらばらでした。もちろん各業界ごとに話す内容は決めて、これまでもやっていましたが、午後の営業の時にやらかしてしまったのです。日頃の疲れとストレスやプレッシャーからなのか、その問題の面接にはあまりイメージトレーニングをせずに臨みました。この時、「いけるだろう。」と前向きで根拠のない自信が芽生えていました。

挨拶を済ませ、面接が始まります。ここまではいつも通り。 自己紹介を簡単に終えたところで違和感に気が付きます。 「あれ、今喋ったのって設計の時にアピールする…」 営業では部活動で活かした積極性をアピールする予定でした。 このアピールポイントは話を盛ったり、嘘をつかなくてもいい内容です。

設計の時は、技術面が必要ということで、すこし先生からの評価やお言葉を盛って表現していました。ここでは、「設計が得意で、毎日のようにスケッチするほどマメです。スケッチノートも常に持ち歩くくらいです。」と言ってしまいました。この時点で少し盛っていたのですが、これも後々ばれてしまうことに。自己紹介が終わった途端、手が汗ばみ、額や鼻にも少し汗の感覚がありました。やってしまったという心境で、焦りが離れません。

営業だけど、設計を推してくるのは珍しいねと言われ、少し違和感が流れます。そして次の質問で、完全に設計のスキルもスケッチをしていないこともばれてしまいます。「設計とスケッチをそこまで推すなら、そのスケッチノートみてみたいな。持っていませんか?」

もちろん、午後は営業と監督の面接なので持っていないし、それより普段から持ち歩いてもいない。持っていないともいえず、一応カバンをゴソゴソ。今日はないです。すみませんというと、手厳しい一言が。「おそらくですが、いつも持ってないのではありませんか?」

自己紹介が終わってからずっと焦っていたので、この一言で完全にバレたと思いました。しかし、そこでも家に置いてきてしまってと誤魔化してしまう。

あきれた様子の面接官。たたみかけるように、それだけ意識が高いなら先生も知っているだろうし、あなたの学校の〇〇先生と顔見知りだから聞いてみますね。と一言。完全に負けました。パニックになっていしまい、すみませんでしたと謝りました。

正直に、設計職用のテンプレートであることを伝え、苦い顔でうなづいてもらえました。しかし、スケッチブックの件は責められたので、アドバイスを乞うようにして話をつなげます。スケッチはときどきしているのですが、さらにスケッチの回数を増やす意識を上げるべく話を盛っていました。やはり、そこまですごいことをしなくても、正直に話せばいいのでしょうか?と。ここで半泣き状態で頭は真っ白です。

面接官も優しい方で、もはや面接というよりはカウンセリングに近かったと思います。とにかく下手にでて、アドバイスを乞うように。

そして、「このような話をするのは私くらいで、他のみんなはまじめで本当にさっきお話したくらいのことはやっています。」といった感じで、同じ学校の生徒がみんな私と同じと思われないようにフォローをいれました。とにかく必死に自分より学校の名誉や同期・後輩の迷惑にならないようにフォローしていました。

それが良かったのか、必死すぎたのかわかりませんが、面接官も許してくれることになりました。良いのか悪いのかはわかりませんが 、そこまで必死で取り返そうとする人は珍しい。と褒めていただくこともできました。

ありがとうございます!と何度も伝え、他のみんなはよろしくお願いしますと最後まで頭を下げ続けて面接は終了。もちろん一週間後にお祈りメールが来て、無事この件は終わりました。