ワインの資格

アルバイトをしている中でワインの資格を取得して、その後にワイン関係の会社に就職することができました。 もちろん仕事の中でこの資格で得た知識や経験が大いに生きています。取得してよかったなあと心から思っているところです。 この資格があれば飲食店を中心に幅広い分野の就職でアピールができるのではないでしょうか。

たまたまアルバイト雑誌で見つけたお酒の試飲販売の仕事が最初のきっかけでした。 他の種類のお酒を扱う場合もありましたが、多くは輸入ワインをスーパーや百貨店などで試飲販売を行うという業務内容でした。 毎回違う所に行くのでなかなか慣れるのに大変ですが、やっていくうちにこれまでまったくなかったワインの知識が身についてきました。 それまではワイン売り場へ行っても何を選んで買っていいのかわからず、店員の方に聞くのもなんだか恥ずかしいと思っているほど知識はありませんでした。 せっかくワインに関係する仕事をしているのだから、これをきっかけに資格を取ってみようかなあと思いインターネットで調べてみました。

すると当時、ソムリエ協会で取得できるワイン資格は3つあると知りました。 ソムリエ、ワインアドバイザー、ワインエキスパートです。それぞれの上級資格としてシニアというものがあり、それはこの3つを取得していないと受験資格はありません。 ソムリエはとても有名な資格で、主にレストランなどで働いている方向けの資格です。二次試験にはワインを実際にお客さんに提供するということも試されます。 ワインアドバイザーは主にワインショップなどワインを販売している方向けの資格です。二次試験はテイスティングもあります。 そしてワインエキスパートは素人向けの資格で誰にでも受験資格があります。二次試験は同じくテイスティングもあります。

ソムリエとワインアドバイザーは実際にレストランやワインショップで数年間働いていないと受験資格はないため、必然的に私はワインエキスパートを受験することになりました。3つとも難易度はほとんど変わりません。 受験料は割と高く、それがやる気になったり逆にプレッシャーとなったりもします。 毎年夏ごろに試験があり、合格率は3割4割といったところです。一次試験はマークシート。二次試験もちょっとしたマークシートとテイスティング、ソムリエ受験者は提供するという試験がついてきます。二次試験は割と簡単なので、問題は一次試験で7割くらいの点数を取れるかということにかかっています。中途半端な気持ちでは合格しません。 通常は1年かけて受験するそうですが、私が調べて受験を決めたときにはすでに半年を切っていました。早いうちに取得したかったので早速申し込みました。

このワイン資格試験で一番重要な事は暗記です。暗記さえすればいいと言っても過言ではありません。ひたすら知識を頭にたたきこむだけという単純な資格なので、学校などに通わずに独学でやることにしました。試験の範囲はとてつもなく広いです。ワインの歴史から世界の地理、格付け、生産可能なブドウ品種などなどで、大学受験よりも大変だったという方もいるほどです。 教本はいくつか毎年売られていて、実際に書店に行って手に取って自分に合うものを探した方がいいと思います。どれも大して変わらない印象です。それよりも重要なのが、ごろ合わせの暗記本を必ず手に入れることです。これが無ければ私は合格できませんでした。これも毎年改訂されて発売されていて、私の買った年には数か所間違いがあったのでそれをチェックしてひたすら覚えまくりました。移動中や暇な時には必ず開いて暗記です。テイスティングは代表的なものだけ知っていれば十分ですし、わからなかったらマークシートなので消去法で答えることができました。