前職の退職理由を聞かれた時の対応

面接で転職経験がある場合には、かなり高い確率で過去の退職理由を聞かれることと思います。私自身、民間企業3社で退職した経験がありましたので、それは自覚して面接に臨んではいました。

そのため、退職理由を聞かれたときの準備もそれなりにしていったつもりです。最初の2社の退職理由はいずれも会社の倒産が理由だったので、調べればすぐにわかることですし、隠すようなことではないので答えやすかったです。しかし3社目の退職理由は、入社した時には人事だったにもかかわらず途中で経理に異動することになり、自分がやりたかった仕事ではなくなったこと理由ではありましたが、それ以上に経理として仕事をしていく中で会社の業績の厳しさと、その厳しい業績にもかかわらず危機感がなく浪費が目立つ経営陣を目の当たりにして会社の先行きが不安になったことが大きな理由でした。ただ、履歴書にその会社名が出ていることもあり、会社の内情について(それもあまりよくない状況について)語ることは躊躇してしまい、「ずっと経理ではなく人事でキャリアアップを図っていきたいと考えており、その希望も会社に長年出してきたが実現しなかったため」という回答をしました。 しかし、その回答に対して、「会社の命令による人事について不満があったため退職したということであれば、今回もし採用になった場合に同じように希望しない部門へ配属されたときには退職するということですか」というかなり答えに窮する指摘を受けました。結果的には、ほぼ苦しまぎれのような形で正直に会社の業績の不安が退職の理由である旨を伝えましたが、おそらく結果はダメだろうなと面接直後に思いましたし、実際に不採用の通知が後日届きました。やはり、退職理由については本当のことを隠していう場合については、より一層準備が必要だと思いますし、面接官の方が指摘しやすいような理由は避けるべきだと思います。もちろん、嘘をつくのは論外でしょうが。

また、今回の僕の場合には前職の退職理由でしたが、それ以外にも志望動機や自分の長所・短所など聞かれる可能性の高い質問については、事前にただ考えるだけではなく面接官から指摘される可能性があるものについては予め指摘の内容も想定して臨むように心がけました。特に志望動機が仕事の種類についての志望理由だけで、その企業独自のものに触れられていないような内容だった場合には、面接官から「当社の○○については知っていますか?」などという質問が飛んでくるかもしれません。

面接本番はもちろん大切ではありますが、面接本番のその場しのぎで乗り切れるのはあくまで機転がきけば何とかなる内容だけです。知識が必要な内容を聞かれた場合には準備がどれだけできているかで結果が大きく変わってしまいます。面接でなにを聞かれるかを事前にすべて把握することはできませんが、何を聞かれてもうろたえることなく答えられるように努力することは重要です。

そして、僕自身、面接を受ける職場について事前に調べられることはインターネットや書籍を通じてしっかりと調べ、事前に予想できる質問については答えに窮することのないように準備を整えた上で面接に臨むように心がけるようにしました。もちろん今までもしっかりとした準備を心掛けてはいましたが、今まではどちらかというと面接が近付けば近付くほど「何を聞かれるんだろう」、とか「失敗したらどうしよう」など不安なことばかり考えてしまう傾向が強くでていました。しかし、今まで以上に事前準備に重きを置くようになった結果、面接自体にも自信を持って臨むことができるようになり、余計なことを考えずに面接に臨むことができるようになりました。